当初予算質疑

 今回は、4月10日告示、4月17日投票日となる市長選挙が行なわれますので、令和4年度当初予算は、人件費や公債費などの決まっている義務的経費や施設の管理経費、及び継続事業にかかる経費などが中心となる「骨格予算」とされています。その為、政策における経費や新規事業にかかる経費は、「肉付け予算」として、追加補正で対応する形がとられます。4月に新しい市長が誕生した後、6月議会で「肉付け予算」として追加上程されます。新市長がどのような方針を出されるのか注目するところです。私からは、「乳腺外科外来診療」が無くなり、その後の患者様への対応等、名張市立病院としての乳腺外科外来診療のお考えと産婦人科の開設における課題など、病院改革についてもお伺い致しました。リンクを張りますので、YOU チューブをご覧下さい。10時から7人が、質疑を行なっています。私は最後の10分くらいに、質疑をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。        

【令和4年3月1日】 令和4年3月第402回定例会
第402回定例会議事日程 第6号令和4年3月1日(火曜日) 午前10時開議第1.会議録署名議員の指名第2.議案第 2 号 令和4年度名張市一般会計予算について議案第 3 号 令和4年度名張市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について議案第 4 号 令和4年度名張市東山墓園造成事業特別会計予算について議案第 5 号...

  私たち名張市議会では、4月の市長選との同日選挙に向けて、3月10日(木)には、議会運営委員会を開き、議員提出議案として解散議決を行なう準備を整え、議決する予定です。議会を解散するときは、不祥事などの事案があった時であり、議員自ら行なう自主解散は、あまり例がありません。過去に、名張市は「財政非常事態宣言」を行ない、市民の皆様に平成28年度からの都市振興税を、令和元年度までの5年間として議会も承認いたしました。しかしながら、名張市の策定した中期財政見通しでは、令和3年度以降、令和5年度までの3年間は、「8億2,000万円から11億9,000万円の不足が発生することが明らかになった。」との報告がありました。その為、今後3年間都市振興税で年間約8億円の収入を見込むとともに、人件費のさらなる削減や行財政改革、病院の経営改革で3億円の歳出削減を行い、合わせて11億円の効果を見込むとの見解を踏まえ、令和2年12月議会で3年間の延長を認めたところです。

 都市振興税のご負担をいただき、5年で終了する予定でしたが、延長を認めた議会と致しましては、8月の市議会議員選挙を、4月の市長選と同日という流れを、「必ず履行しなければならない」と強い思いを持っております。4年前には、実現できなかったことですが今度こそは!と意気込んでいます。 

 名張市議会では、令和3年8月30日、私が議長の時に、「市立病院の経営に関する提言」を行ない、「市立病院あり方検討委員会」が条例に基づき発足されたのち、「市立病院あり方検討委員会」からの答申が来年2月には出てくることを踏まえ、「市立病院経営改革特別委員会」を立ち上げ、議会解散後にも今後の調査の継続に向けて、今議会の永岡議長に報告書が提出されたところです。

 コロナ感染症の第6波が、なかなか収まらないなかではありますが、お互い気をつけながら乗り越えて参りましょう!そして、ウクライナの平和が1日でも早く取り戻せるよう、心よりお祈り申し上げます。